こんばんは、管理人の「トム」です。積み立て投資を行う場合、結果的にいくら手元に戻ってくるのかを把握しておく必要があります。
本来は、いくら必要だから、逆算して毎月〇円積み立てる!というスタイルになるはずなので、いくつかの投資金額のパターンをシミュレーションしていきましょう!
投資金額とリターンの組み合わせシミュレーション結果
シミュレーション条件は、以下とします。
- 毎月5千円、1万円、2万円 積み立てる3パターン
- 年利2%、3%、4% の3パターン
- 期間は20年(15年、20年で見ていきます)
15年は45歳で積み立てを開始することを想定、20年は40歳で積み立てを開始することを想定しています。どちらも、60歳までで積み立てを終了するイメージです。
それでは、結果を見ていきましょう!
毎月5千円ずつ積み立てた場合
20年間で毎月積み立てた金額は120万円になります。一番現実的な年利2%の場合、147万4千円のリターンになります。
2%とはいえ、結構大きなリターンになりますね!インフレなども十分ありえますので、積み立て投資は有効であることがわかると思います。
「ちょっと給料が少ないから、もう少し上がったらやろうかな」とか、「少額を積み立てても意味はなさそう、、」というところで悩んでいる暇があったら、毎月5千円でいいので、ほったらかしで積み立てておいたほうが良さそうですね。
でもやっぱり、退職後の事を考えるともうちょっと欲しいな、というケースもあると思います。
毎月1万円ずつ積み立てた場合
20年間で毎月積み立てた金額は240万円になります。一番現実的な年利2%の場合、295万8千円のリターンになります。
約300万円ですね!これだけあると結構助かるのではないでしょうか?
積立期間が15年の場合は、積立金額は180万円、リターンは209万7千円になります。やはり複利の力は大きいですね…。
毎月2万円ずつ積み立てた場合
だいぶ世界が変わってきました。積み立てた金額は480万円になります。 一番現実的な年利2%の場合、 リターンは589万5千円になります。
利息だけで100万円を超えてきました!積立期間が15年の場合は積立金額は360万円、リターンは411万3千円になります。
まとめ。一刻も早く積み立てを開始しよう!時間を味方につけて!
結果を見ると、投資期間の15年と20年の差が結構大きいことがわかりますね。
15年は45歳で投資を開始することを想定し、20年は40歳で投資を開始することを想定していますが、やはり早く始めるほど有利だなぁ、と感じます。最後の5年間は原資が大きくなっている分、利息も大きいですからね。
とはいえ、今更初めても遅い、ということはありません。15年間の積み立てを終えたとしても、すぐに解約せず、運用だけは続けるという方法もあります。
再雇用などで当面の生活費に困らないのであれば、60歳から65歳の間は投資口座に置いておくだけでも、毎年2%の利息が乗ってきます。一番うまみがあるのは原資が大きくなった時なので、無理のない範囲で寝かせておくのもアリだと思います。
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